旅はにぎやかな方が楽しい?
時代は変わり一人の時間を楽しむ人が増えてきました。
この記事は、一人でも多くに一人旅の魅力を知ってもらいたくて書いています。
この記事は下記の方を対象としています。
・自分の時間を大切にしたい方
・一人旅をしてみたくても、どうすればよいか分からない方
変化する「旅」のイメージ
今までの「旅」は、
「旅は、どこに行くかではなく、誰と行くかが重要!」ってよく聞きます。
一人旅が一般的になったのは、ここ最近のことです。
特に女性の場合、一人で宿泊先を探したり、観光サービスを利用することが困難な時代がありました。
当時は、旅行とは、誰かと感情や記憶を共有するためのものだという常識があり、「一人旅=寂しい」という価値観が一般的で、みんなが同じ価値観を持つことが、今以上に求められていました。
今では、若い人たちを中心に自分の時間を大事にするという考え方が広がっています。
何かを体験する、食べる、自然を楽しむなどの旅のイベントは一人旅の方が気兼ねなく楽しめる場合があります。
一人旅なんて、自分が行きたい所に行きたいときに行く、ただそれだけのことです。

誰かとではなく自分と旅行しよう!
SNSで、「一人旅をしてみたけど途中で寂しくなって楽しめなかった」なんて書き込みはよく見かけます。
Google検索のキーワードでも、「一人旅 出会い」での検索が2千万件以上ヒットします。
一人旅が向かない人は、たくさんいます。
むしろ、年代によっては、一人旅と聞いて「寂しい」とか「恥ずかしい」などの感情を抱くこともあるかもしれません。
私は一人旅が大好きなので、人に一人旅をすすめることがよくあります。
特に女性にとっては、敷居が高いので、一人旅をしてみたいと考えていても行動に移せない方が多くいらっしゃいます。
特に沖縄や北海道などの遠隔地の場合、旅行がしたくても、日程を合わせて仲間を集めるのは大変です。
「沖縄に行きたい!」と強い意志でみんなに呼びかけても、仲間の誰かが「日焼けしたくない」とか「暑いのが嫌」とか言い出して流れてしまう経験ありますよね?
頑張ってみんなにプレゼンして、夏の沖縄に行けたとしても、旅先での計画を立てるのも一苦労です。
旅行の計画を立てたことがない人は、旅行日程を作ることがどれぐらい面倒なことか分かっていないので、「マンタが見てみたい、でも泳ぎたくない」ぐらいの難題をふっかけてくるかもしれません。

なぜ一人旅に人が惹かれるのか?
一人でしか、行けない場所がたくさんあります。
このブログでは一人旅を勧めていますが、どこへでも一人で旅しよう!と皆さんに勧めているわけではありません。
旅の候補地選びには困難がつきものです。
ディズニーランドや、京都に友達数人と遊びに行くことはさほど難しくないですが、それが例えば、西表島のイダの浜に行きたい、北海道の別海の牧場を見てみたいではどうでしょう?

みんな「行ってみたいなあ」とは言うでしょうが、「来月、時間合わせて行こうよ」とは、なかなかならないはずです。
一人旅ならば、あなたに企画力さえあれば、どこへでもいけます。
国内であれば、過剰にセキュリティに気を使う必要もありません。
日本の田舎町では、強盗やテロの心配はほとんどありませんよね。
現地で困ったことがあっても誰かに聞けば教えてくれます。
よほどの僻地に行かなければ、食事や宿泊で困ることもないでしょう。
めったに人が行かない珍しい場所、行くまでに時間や労力が必要な場所でも、一人であれば、ちょっとした努力と勇気があれば、旅をすることができます。
私は一人旅で離島を訪れる事が多いですが、「がんを患ったけど、人生の最後に西表島に珍しい昆虫を探しに来た」おじいちゃんや、「旦那様がお亡くなりになって、ずっと来たかった小笠原諸島の母島に一人旅に来た」高齢の女性にお会いしたことがあります。
一人で旅をすることは、誰にとっても最初はハードルが高いものです。
ですが、一人旅でなければ生涯行くことのかなわない場所も日本にはたくさんあるんです。
それでも、お一人様に抵抗がある人は、
一人旅が嫌いな人、一人旅を馬鹿にしている人はそもそも一人旅をする必要はありません、ですがしてみたいけど自分にできるかどうか分からない方は、試しに「ぷち一人旅」をしてみてはどうでしょう。
そのためにはまず、一人旅のどこに自分が不安を感じているのか、振り返って分析してみる事が大事です。
一人で宿泊することが不安なのか、一人で食事をすることが不安なのか、旅行中に話し相手が居ないことが不安なのかもしれません。
人が感じる不安は、千差万別なのであなたの不安はあなたにしか分かりません。
不安のもとが判明したら、そんなに遠くないイベントや観光地に、週末に一泊で一人旅してみることをオススメします。
一人での宿泊が不安なら、ビジネスホテルにとまれば他は一人客ばかりですし、一人の食事が嫌ならホテルの部屋でお弁当を食べれは良いんです。
近場でしたら、帰りたいときにいつでも帰れます。
貴方だけの旅ですから、計画をどのように変更したって誰も困りません。

旅行の常識から開放されよう!
今では、多くのホテルや観光サービスでは一人での利用者がいることが前提となっています。
かつては一人旅を敬遠する旅館はたくさんありました。
今では一人旅を断っていたら経営が成り立たなくなるぐらい、一人旅のニーズが増加しています。
有名な観光地でも、一人の旅行者はたくさんいますし、自撮りしながら旅行している若い女性もよく見かけます。

人は他人のことをほとんど気にしていないものです。
「一人で旅行しているなんて、みんなに変だと思われてるかもしれない。」なんて考える必要はありません。
そこにいる他の人は自分達の旅を楽しんでいて、他人のことなんて気にしていないからです。
とはいえ人によっては、あなたの一人旅にああだこうだいうかもしれません。
その人は、誰かの引率がないと旅行ができないのです。
他人の同意が得られないと、珍しい風景を見たり、珍しい食べ物を食べたり、貴重な体験をすることが一生できないのです。
あなたはぜひ自分の意志で自分の好きな所にいって、自分の好きなことをしてみてください。
きっと一人旅が好きになるはずです。

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